写真家。新保勇樹。

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あけましておめでとうございます。皆様、今年もよろしくお願いいたします。

昨年からKOBE 819 GALLERYでは、YUKI SHIMBO PHOTOGRAPHS ROLLIN’ BABY IT’S ALRIGHT –The Birthday SIXTEEN CANDLES-を開催しており、多くのお客様にご来廊いただいております。新年だからというわけではないのですが、新保勇樹さんと今回の写真展について少し書いてみようと思います。

新保勇樹さんとの出会い

もう新保さんと出会って、かれこれ18年19年か。

最初の出会いは当時、僕がアルバイトをしていた大阪のギャラリーでした。

雲の上の存在であった写真家野村浩司さんの個展をアルバイトしていたギャラリーで開催するということで大学生だった僕は浮き足立っていたことを覚えています。

設営日はスタッフとして参加し緊張とワクワクでいっぱいでしたが、野村さん、アミタさんと一緒に現れたのが当時、野村さんの下でアシスタントをしていた新保勇樹さんでした。

この設営がきっかけで同じ年齢ということもあり、新保さんとの交流が始まりました。東京にあった野村さんのスタジオに遊びに行かせてもらったり、大阪に来た際は仕事が終わってから飲みに行ったり、バッティングセンターに行ったり、その時、突然、野村さんが現れてボールが全くバットに当たらなくなったり、などが思い出されます。

今回の写真展について

彼も独立して16年が過ぎ、このギャラリーは10周年を迎えますが今まで新保さんの写真展は2013年にLIKE JUST A DOG -β-、写真集を刊行した2016年にTenacity Blues Diary展、今回のYUKI SHIMBO PHOTOGRAPHS ROLLIN’ BABY IT’S ALRIGHT –The Birthday SIXTEEN CANDLES-で3回目となります。今回の写真展はSUNBURST TOUR 2021で撮影された約60,000カットの中から新保さんが時間を掛け選び抜いたモノクロ16点で構成されています。

また今回採用している写真用紙は、最高度のモノクロの諧調性を実現するため、福井県の越前で作られている局紙を基材とした用紙を使い、1点1点をじっくりとご覧いただくため、全て額装し、作品を保存するのに適した方法を採用しています。

ギャラリーでご鑑賞いただく際、作品の持つパワーと同時にしつらえもご確認いただき、彼が写真家として今まで積み重ねてきた仕事を、作品を通じて思う存分、感じていただければ幸いです。

当ギャラリーとしても2022年が新保勇樹展でスタートできたこと、大変喜ばしく、一人でも多くの方に足をお運びいただくことを願っております。

今年も皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

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