<KOBE 819 GALLERY リニューアル記念展>
写真展“A WEEKEND WITH MR.FRANK”について
今回の写真展では、日比遊一が制作したドキュメンタリー映画『A WEEKEND WITH MR.FRANK』の撮影時に、
日比自身が撮った写真作品を一堂に公開・展示いたします。
<ドキュメンタリー映画『A WEEKEND WITH MR.FRANK』について>
『A WEEKEND WITH MR.FRANK』は、日比遊一が、邑元舎の編集者、故・元村和彦と世界的に有名な写真家ロバート・フランクが住むカナダ・ノバスコシアを訪れ、時間を共有する物語を描いた映画です。「THE AMERICANS」(1958年刊)で酷評を受け写真から距離を置いていた当時のロバート・フランクと共に写真集を制作し、スランプから救ったと言われる元村和彦の熱い思いと、2人の強い絆を日比遊一が描きます。写真集を作る情熱と美しさ、そして写真の素晴らしさを改めて感じることが出来る作品です。
この『A WEEKEND WITH MR.FRANK』シリーズは、唯一無二といっても過言ではない、貴重なシリーズです。
会場では、今回世界初公開となる写真作品の販売のほか、貴重な写真集の販売も行います。
映画の上映はございません。あらかじめご了承ください。
日比遊一トークショー
- 2月25日(土)18:00~19:00
- 1,500円(事前予約)
- 日比遊一氏を招いてのトークショーと
レセプションパーティを開催
トークショーのお申し込みは→コチラ
作家Profile
日比 遊一
Yuichi Hibi
(映画監督 兼 写真家)
愛知県名古屋市出身。ニューヨーク在住。
写真作品は世界各国の著名なコレクションに収蔵されている。
米NYタイムズ紙は日比の写真作品を
「夜景に映し出されたその“沈黙と孤独”は、膜想によって達することの出来たエクスタシーのようなものを感じさせてくれる」と称した。
映画監督としては写真家で、映像作家でもあるロパート・フランクのドキュメンタリー『A Weekend with Mr.Frank』を製作。
(編集、製作指揮は『未来を写した子どもたち』で2005年、米アカデミー貰ベストドキュメンタリ一部門を受賞したロス・力フマンが担当)
2013年、長編プロジェクト『ROAD KILL』がカンヌ映画祭<アトリエ部門>にアメリカ代表として招待された。2014年、長編映画『An Ornament of Faith』が完成。IFP(※)は本作を、2014年デビュ一作の中のベスト25に選んだ。現在、演技の常識を変えたとされたスタニスフラスキーの“メソッド”の正体を探るドキュメンタリー『Method or Madness?』を撮影中。NYアクターズ・スタジオの初代メンバーでありスタジオと深い関わりを持つ俳優イーライ・ウォラック、映画監督のアーサー・ペンなどが既に出演している。
2016 年には、劇場映画『健さん』が全国ロードーショー公開(映画俳優高倉健の長編ドキュメンタリー映画)。出演者:マイケル・ダグラス、ジョン・ウー、マーティン・スコセッシなど多数。この作品でモントリオール世界映画祭にて、ワールド・ドキュメンタリ一部門の最優秀作品貰を受賞した。
※ Independent Filmmaker Projectとは:アメリカ発の映画作家支援団体。