階段を1歩ずつ上がる

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海岸通で約4年、Kobe 819 Galleryを運営し、たくさんの方々に助けていただきながら、勉強しながら、
ギャラリー業界ではぺーぺーの僕は、なんとかやって参りました。
自分がやりたい仕事を日々やらせていただいていることに、本当に感謝しかありません。
皆様、ありがとうございます。

昨年の春ころから移転の話をSANSEIDO GALLERYの濱くんと少しずつ進めてきました。
移転に関しては、海岸通のスペースを愛していただいたお客様も多く、正直悩んだところもありました。
しかし、次のステップに向け、自分自身、新たなステージに行きたく移転を決意しました。

もうお気づきの方もいるかと思いますが、
移転先のギャラリースペースは今もSANSEIDO GALLERYが運営しているところで、
現代アートや絵などの展覧会が多数企画されているギャラリーです。
そこに写真専門のKOBE 819 GALLERYは移転して参りました。

これはどういうことかと言うと、SANSEIDO GALLERYとKOBE 819 GALLERYは、
これから同じスペースをシェアしながら運営するギャラリーとして、展開するということです。
シェアと言っても、同じスペースに2つのギャラリーが同時展開しているというわけではなく、
SANSEIDO GALLERYの企画だったり、KOBE 819 GALLERYの企画だったりと、
展覧会により、主催が変わるギャラリーとして展開して参ります。
なので、お客様には少し混乱をさせてしまうところもあるかと思いますが、
来ていただくお客様には、写真に限らず、新しい世界を知るキッカケになるギャラリーとして、
またSANSEIDO GALLERYとは切磋琢磨しながら、ここ神戸をベースに多くのチャレンジをして行きたいと考えています。

2月25日からは、リニューアル記念展として、
ニューヨークをベースにワールドワイドに活躍されている映画監督兼写真家の日比遊一氏の写真展を開催いたします。最初に書きましたように、ペーペーのギャラリーであるKOBE 819 GALLERYで日比さんのようなアメリカでも評価されているアーティストの写真展を開催できることは、大変嬉しく、そして、プレッシャーも感じています。ただこれもKOBE 819 GALLERYが次のステップに進む最初の1歩と思い、
このプレッシャーを幸せに感じながら、25日からの写真展を開催しようと思います。

最後に、
今回の移転プロジェクトに真摯に向き合ってくれ、ロゴや名刺、WEBのデザインを一手に引き受けてくれたSANSEIDO GALLERYの濱くん、日比さんの作品を日本に引っ張って来てくれたBEAMS B GALLERYの藤木さん、写真展のオファーを即答でOKしていただいた日比さん、
そして、応援していただいている皆様、この場を借りてこころよりお礼申し上げます。

これからも写真に関することを中心に多くのチャレンジをし、階段を1歩ずつ上がれるよう日々精進して参ります。

皆様のご来廊、こころよりお待ちしております。

2017年2月吉日

KOBE 819 GALLERY
代表
野元大意